こんばんは由然堂です。
お客様からお借りした本で
「弱さの力。」
哲学者の本を読むのは
初めてで。
哲学がなにかも良くわからないまま
読んだのですが、
思いの外自分にとても
関係ある話ばかりで。
この著書の中に
「他者を理解することは、
その人に起こっていることを
自分のことのように
知り感じること」とあるんですね。
最近は体のことばかりでなく、
体とメンタル、つまり
内と外の関係にも興味を
持ち出してまして、
違うな。
興味があるんじゃなくて、
内と外の関係を認知しだしていて、
ケアは体のみの話ではないと
考えるようになったんです。
そんな時にこの言葉を目にしたんで、
刺さるものがありました。
体が動かなくなるには
必ず何か原因があるんですね。
それがもしかしたら
体からは見つからないことも
あるかも。
もしかしたら内側にヒントが
あるのかもしれません。
実はそのかたの性格と
体の姿勢や関節動作って
割とリンクしてるんですよ。
特に出るのが、
目の使い方、声の出し方、
所作かな。
メンタル的な緊張感が
腸の動きを悪くして
腰椎や股関節を止めてたり
というのは良く見ます。
胸鎖関節が閉じてて
ものすごく息が吸いづらそうで
ちょっと心配性だったり、、、
こんな感じで精神と体は
切ってもきれない関係なんです。
ということは
体からのアプローチ方法は
もっともっと可能性があるのかも、、、
なんてこの著書を読んで思いました。
相も変わらず
知識欲という煩悩の塊。笑
今日は歩き方について考えてみます。
歩き方には二種類あります。
筋肉を使って脚を持ち上げて
歩く方法と、
体重移動と脱力を使って
歩く方法。
前者は筋肉を使うので
力が要ります。
腸腰筋とか大腿四頭筋になるのかな。
後者が必要なのは脱力。
筋肉の動作は前者ほど
必要ありません。
しかし筋肉は力が抜けていて
大きく伸縮するので
運動量は確保できますよ、
多分疲労感はそんなないけど。
(この辺はやってみないと
理解できないと思います。
消費カロリーと疲労感は
必ずしも=じゃない)
前者と後者には
明確な差があります。
腰椎です。
歩行する時
骨盤は脚と一緒に前へ
出てくれますか?
脚だけ前に出ていませんか?
骨盤が一緒に動くことを
「骨盤前方回旋」と
いいます。
脚だけで歩くと、
膝も足首も使わなくても
前に進めてしまいます。
結果的に地面からの衝撃を
腰に受けることになるんですね。
骨盤が前方回旋してくれると
歩幅が広がり、
膝も足首も自然に屈曲し
地面からの衝撃を吸収してくれます。
歩幅が広がる=腰椎の動きも
きちんとでる=
たくさんの筋肉が動く=
運動量も多く、
疲労感は少ない
という図式ができるんですが、
ご理解頂けますでしょうか…。
説明下手ですみません。。。
今日はこの骨盤の前方回旋を
きちんと出せるような
ストレッチをご紹介です。
棒をご用意ください。
棒を肩甲骨の高さに持ちます。
胸鎖関節、胸郭を開くためです。
脚は開いて内股。
股関節の動きを重視するためですね。
半分より左、半分より右に分けて
後ろを振り向くように
捻転してください。
お顔ごと。
せっかく腰椎胸椎が動いても
お顔が正面向いてたら
頸椎で動きが止まってしまいます。
骨盤前方回旋出して
各関節を正しくつかって
歩きましょう。
ー追伸。
今週末ワークショップを
ていねいにさんで
行います。
運動普段する方も
東洋医学からの別な視点を、
運動しない方も
何からやったらいいか等を
ご紹介できればと思います。
よろしくお願いいたします。
下記にリンクあります。
ご覧ください。
こちらのブログでは随時ご相談受け付けております。コメント欄にお送りください。
〜ワークショップ情報〜
日時:10/31 (日)18:30〜20:30
場所:暮らしのいろいろ ていねいに、
(杉並区西荻南1-18-11)
参加費:3000円(日常軒の豚まん付き)
※当日はマスク着用、動きやすい服装でお越しください
お問い合わせ、ご予約は由然堂yuuzendou@gmail.com
までお願いいたします。
(タイトルをご希望のワークショップの日にち、お名前、telご記入の上お申込みください。)
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最後まで読んでいただいてありがとうございました。